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設計の徒然日記

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樹脂注入部分の破壊確認?

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今回の修繕工事で見つかったタイルの広範囲に渡る浮き部分は、最終的に既存の浮き部分を全て撤去して新しく貼り替えることとしました。

そして既存タイルを捲ってみると、何カ所か樹脂注入をした跡が確認出来ます。直径は約10センチ程度で、奇麗に丸く広がっていることが分かります。

樹脂注入は平米16穴や25穴と指示しますが、タイル目地の交点から注入して10センチ程度の広がりということは、おおよそ四方の4枚に及んでいる状況なので、タイルのサイズと浮き状況により穴数を検討する必要があります。

 

今回の大規模修繕では、これ程の広範囲の浮きは1カ所だけでした。そして樹脂注入などの補修作業後にも再度打診検査を行い、気になる部分は更に補修を行っているため安心ですが、物件によっては広範囲の浮きがあちこちに散見されることもあるので、事前調査、仮設足場設置後の調査、補修工事完了時など各段階で調査を行い、適切な補修をすることが求められます。合わせて特殊な事例がある場合はその原因を調査し、今後の大規模修繕計画に反映していくことが大切ですね。

 

Written by architecter

5月 21st, 2011 at 6:53 pm