Architect Labo

設計の徒然日記

Archive for 8月, 2011

仕事で使えるiPad App / 画面でPDF Annotation

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アノテーション・・・という言葉をご存知でしょうか?

直訳すると「本文につけた注釈、注解」となりますが、今回紹介するのはiPadで是非使いこなして欲しいiAnnotate PDFです。

Iannnotate_logo

iAnnotate PDF - 注釈 - Aji, LLC

 

 

最近ではFaxよりもメールによる書類のやりとりが主流になっています。

何故なら、Faxは送信する方も受信する方も一度は紙に出力する必要があり、送信先によっては大量の枚数に対応出来ない場合もあります。そして送信の度に画質の劣化を生じるため細かい文字が読めなくなることもあります。

その点、デジタルデータによるメールのやりとりなら紙出力は不要、データの劣化は起こらない、そしてデータ量が大きい場合はファイル転送サービスを利用すれば、必要な部分だけを出力して不要な出力を省くことも出来、保管場所もとりません。

 

分かりやすく例えると・・・

三昔前:紙媒体の書類を受領して内容を確認し、間違いの指摘や要望を追記して郵送などで返却するので、とても時間が掛かっていました。

二昔前:ワープロや表計算で作成された書類をメールで受領し、プリンターで出力して注釈を書き込み、ファックスなどで返信していました。これは元原稿が改ざんがされやすいことが欠点でした。

一昔前:作成した文書をPDFに変換してメール送信。受け取った方はプリンターで出力して注釈を書き込み、再度スキャナーで読み込んでメールで返信。これも、ソフトによってはPDFデータの改ざんも可能ですが、相変わらず一度プリンターで紙出力するのがとても無駄な行為でした。

現在:PDFで受け取った書類をiPadの画面上で確認し、注釈のデータを書き込んで出力すること無くPDFのままメールで返信。プリンターで出力する手間が無いということは画期的でとてもスマートで経済的ですね。

 

実際のところ、現在の業務では業者さんから数百ページといった大量の書類が送られて来ることがあります。これを両面コピーにしても 数十枚単位で紙が消費されていきます。そして再び修正されたデータを受け取って・・・この繰り返しではファイルがあっという間に一杯になってしまい ます。

そもそもデーターで受け取ったものを紙に出力すること自体がナンセンス・・・と感じている方も多いと思います。データで受け取ったのならデータのまま注釈を追記して、データのまま返信出来たらとてもスマートですよね。

また、データで書類を送る場合、例えばWordやExcelで作成したオリジナルのデータ送信は出来れば避けたいと考えるのが普通でしょう。で、どうするかと言えばPDFに変換してメールで送る・・・このようにしている方は随分前から居たと思います。

せっかくデーターで受信した書類だったら画面で処理出来れば・・・それを可能にするのがiAnnotate PDFです。

20110824

このAppでは、PDFデータにマーカーを引いたり、書き込みやポップアップデータを入れたり、データを作ればオリジナルのスタンプを押すことも出来ます。また、レイヤーと言う概念は無いようですが、オリジナルのPDFデータはそのままにして書き込みが出来るのが優れています。

ただ、画像が英語になっていますが、英語と日本語では文章の構成が違うため、日本語ではマーカーが思うように引けない場合があります。それは英語の場合は単語と単語の間にスペースがはいりますが、日本語の場合は「、」や「。」で区切られます。マーカーを引く場合はスペースを認識しているようなので、日本語の場合は不要な部分までマーカーを引いてしまう場合があります。とはいっても、手書きのマーカー機能もあるので、奇麗な直線に拘らなければ問題ありませんし、いずれアップデートで対応してくれるのではないかと期待しています。

 

とにかく、大量の書類をやりとりする方にはオススメのAppです。

iAnnotate PDF - 注釈 - Aji, LLC

 

 

Written by architecter

8月 24th, 2011 at 11:33 pm

Posted in Apple,デジタル

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太陽光発電の効果

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昨年の夏に完成したお住まいへ1年点検に行ってきました。

今回の点検で伺ったお住まいは新築時から太陽光発電を設置していたため、今回の点検でちょうど1年を通じて発電した状況が確認出来、その効果には驚きました。

一般的に最も普及している太陽光発電の設置容量は3kw程度になりますが、こちらのお住まいでは5.5kwを設置していますので、住宅としてはかなり大きい容量になるとおもいます。また、現在主流になりつつある「単結晶+アモルファスのハイブリッド(HIT)太陽光発電パネル」なので、昼間に雨が降っているような曇天でも僅かながら発電します。

常時住まわれているのは、ご夫婦とご子息(成人)そしてご両親の大人が5名で、ご両親は日中もご在宅なのでそれなりに電気の使用量はあるものと思われます。

IMG_8143-2

そして1年間の積算を見せて頂くと・・・太陽光発電による自給率は88%となっており、こうした発電量、消費量、売電量、買電量などが視覚として分かるため、住まう人の節電意識にも大きく働きかけ、電気料金は売電と節電の相互作用により以前の1/3程度にまで下がっているとのことでした。また、設置されたのが昨年ですから買い取りの電力単価も48/kw円と、現在の42円よりも高いので更にメリットは大きく感じられていることと思います。

 

余談ですが、太陽光発電は夏場の直射日光で最大の発電をすると思われがちですが、夏場は発電パネルの温度が上がって発電効率が低下し、冬は日照時間の短さから、季節としては春と秋が最も効率の良い発電をします。そして、設置したパネルの発電容量に対して100%の電力を発電する訳ではありません。こちらのお住まいでも、パネルで目にした最大値は4.8kwだということです。

 

太陽光発電ではメガソーラーが稼働を始めています。原子力発電所の事故以降、自然エネルギーの感心がとても高くなっていますが、太陽光以外にも風力などが加われば夜間でも発電出来るようになり、環境負荷の低減にも繋がるのではないでしょうか。しかし・・・風力は大型の発電設備ばかりで、住宅用の小型はなかなか見られませんね。

来月には、昨年建てられたお客様が新規に3kwの太陽光発電を設置することになっています。こちらも築1年間は太陽光発電無しで住まわれていますので、設置による成果がどの程度感じられるのかとても興味がありますね。

Written by architecter

8月 22nd, 2011 at 7:13 pm