Architect Labo

設計の徒然日記

Archive for 10月, 2012

意外なところにあった有名設計事務所の建物

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先日訪れた東邦ガスの「アスパラガスハウス」・・・「明日をパラダイスに、ガスで」を縮めてアスパラガスハウスと言うそうです。

ガスで発電する燃料電池、太陽光で発電する太陽光電池、発電した電気を蓄える蓄電池、それら3電池をHEMSで統括し、創エネ蓄電で快適な暮らしと非常時の活用、そしてCo2削減にも貢献して省エネルギー化を図るスマートエネルギーハウスの実験棟として今年5月に誕生し、現在は試運転中の様で、この先の冬・春・夏の3シーズンでデータを集積して実験結果をまとめるそうです。

 

ガス会社の実験棟なので仕方ない面もありますが、太陽光発電が約5kW程度と小さめでした。

来年3月末までの時限措置ではありますが、現在太陽光発電設備の設置量が10kW超なら20年間の全量買い取りで、住宅に設置する太陽光発電の設置量も徐々に増えつつあります。現に私が設計担当しているモデル住宅は、延べ床面積が約36坪とコンパクトながら10.4kWの太陽光発電を設置して全量買い取りを目標にしています。

 

 

20121001-1

実験の主旨とは別に興味を引くのがこの実験棟です。住宅を想定しているそうですが、目地の無い真っ白な外壁、一階部分が矩形に飛び出した外観はとても印象的です。

 

20121001-2

シンプルモダン/ホワイトモダンの真っ白な仕上げです。建物のコンセプトは「絆」で、2階のどの部屋からもリビングが見える・・・というのがコンセプトだそうです。

 

実験棟だから・・・かどうか分かりませんが、使い難そうな背の高いロフト、住むには気を遣う真っ白な内装、用途に耐えない華奢な階段手摺、至る所に発生している内装仕上げのひび割れ・・・見た目は素敵だけれど、普通の生活には耐えないデザインがとても印象的でした。各所の納まりはさすがに良く考えられていると思いましたが、施工レベルが追いついてないという印象もあり、素敵なんだけれど何だか残念でした。

 

と、まぁ良いこと書いていませんが、やはり建築好きにはとても気になる一邸に違いありません。

そしてこの特徴的な建物の設計はとても有名な設計事務所でした、興味がある方は是非検索してみて下さい。

Written by architecter

10月 1st, 2012 at 10:53 pm