Architect Labo

設計の徒然日記

Archive for 7月, 2015

韓国の住宅事情

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機会あって韓国の住宅事情に触れることが出来ました。

現地スタッフの方と一緒に、ソウルから南へ車で約40~50分ほど走ったところにあるUNJUNG-DONG(ウンジュンドン)のオフィスを拠点に、日本から玄関ドアや窓サッシ、構造材や外壁材にカーポートなど、色々な建材を輸出して施工された物件を中心にあちこち案内して頂きました。

 

パンギョ周辺は、いわゆる富裕層の方達が暮らしている地域で、ソウル市内と比べると敷地もゆったりしていて、住まいの大きさも100坪前後とかなり大きい建物が建ち並んでいます。パッと見た感じ、北米かヨーロッパのような雰囲気が漂っていますね。
この地域では、ほとんどの建物がセキュリティーを導入していて、外壁の窓の両脇にはセンサーが取り付けられているのが印象的です。

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外観はデザインを競うような感じで、石貼り、レンガ積み、塗り壁、木製など様々仕上げが採用されていて、日本の住宅展示場のようになっています。

構造は鉄筋コンクリート造が非常に多く、木造は年々増えつつある状況のようです。ツーバーフォーで建築中の建物もありましたが、日本のようにパネル単位のプレカットではなく、ランナー材を組みながら合板を貼っていく現場加工で、非常に手間がかかっています。

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とにかく外観のこだわりが強いようです。
正面の庭を囲むようにガラスのカーテンウォールの住まいがありましたが、開放的にしつつセキュリティ面の配慮が感じられ、デザインもシャープで面白いです。韓国は日本に比べて夏は乾いているようで、冬の寒さ対策の方が重要です。ですからガラスのカーテンウォールを見ると「風通しが・・・」と気になるのは日本的な感覚なのでしょうね。

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建築中の現場も見ることができました。
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地震対策は日本ほどではないですが、気にはなっているようです。

こちらの現場もツーバイフォーの床組みの上にオンドルのため60ミリのコンクリートが打ち込んであるとのことで、重量はかなりのものになっています。
床のたわみとか心配ですね。

 

そしてプレカット工場も見学。まだ本格稼働する前ですが、3年後には150棟の生産加工を目指しています。
韓国の人たちのパワーには圧倒されますね!

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Written by architecter

7月 5th, 2015 at 11:45 am

Posted in 住宅

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