Architect Labo

設計の徒然日記

Archive for the ‘CM分離発注’ Category

仮設足場解体撤去前の最終立ち会い確認

件のコメント

IMG_6036

仮設足場が必要な部分の修繕工事は全て終わっていますが、養生ネットが設置された状態では建物の外観を地上から見ることが出来ず、汚れや凹凸による陰などが確認出来ません。また、連休中は入居者様に明るい住まいで過ごして頂こうと、既に仮設足場の養生ネットは撤去してあります。

見通しが良くなった修繕工事現場では、仮設足場解体撤去前の最後の立ち会い確認を行いました。足場に昇る際は軽微な作業であっても安全帯着用と、万一に備えて一人で作業をしないように十分注意を払い、所持する検査機器類も落下防止のためのワイヤーなどが着けられています。

立ち会いでは外壁補修業者さん、塗装業者さん、防水工事ぎょうさんの各担当者が立ち会い、一緒に足場を移動しながら、全ての面、全ての階を巡回します。

 

やはり日を変えて、時間を変えて見ると気になる部分は出てくるもので、特に日差しの加減で見え方が随分と変わってきます。

また検査をする際に気を付けていることは、建物は地上から見上げる姿勢になるため、壁面の正面や上方から見下ろした確認と合わせ、下方から見上げた状況を特に注意して確認します。

今回も2点程指摘事項がありましたが、速やかな是正で完了です。

 

いよいよ、連休明けの9日から仮設足場撤去が始まります。

Written by architecter

5月 2nd, 2011 at 11:15 am

外壁の高圧水洗い

件のコメント

IMG_4777

外壁の高圧水洗いが始まりました。

高圧水洗い・・・その名の通り、高い圧力で水を吹きかけて汚れやコケなどを洗い流していきます。作業のイメージはコイン洗車場で車を洗うスプレーガンのような感じですね。

 

高圧水洗いをする前に事前に入居者様へ案内を配布し、状況によりサッシ部分から水が入る可能性があることをお知らせし、カーテンや窓際の絨毯など濡れない様に配慮をお願いしています。また、作業当日は洗浄水が飛散することから、付近の駐車場の車に養生を行うなど事前の準備が大切です。

また、今回はタイル面が大半を占めるので、タイル面専用の洗剤を用いて、頑固な汚れも除去します。作業中は水圧を確認し、適切な水圧で作業が行われているか確認をすることが大切です。

Written by architecter

4月 4th, 2011 at 6:26 pm

玄関枠の塗装

件のコメント

_MG_3472

大規模修繕工事で、入居者様にご協力戴かなくてはならないのが玄関廻りの塗装工事です。

今回の工事では玄関枠のみの塗装とし、扉本体は塗装の対象にならなかったため、各住戸での作業は比較的短時間に済ませられましたが、この塗装工事は玄関扉を開けて作業するため作業をする全ての御入居者様には少なくとも3時間程度立ち会っていただく必要があります。そたのめ予めアンケート用紙を配布して希望の施工日時を確認しますが、希望日時が集中すると職人さんの人数確保が問題になります。

 

住戸数にも寄りますが、今回は二週に渡って土日の4日間でほぼ終わる見込みです。

Written by architecter

4月 2nd, 2011 at 6:12 pm

ひび割れタイルを撤去

件のコメント

大規模修繕工事の現場では順調に工事が進行しています。が、外壁タイルの貼り替えに必要な新しいタイルの本焼き完成にはまだ暫く時間が掛かります。

IMG_4517

外壁の補修作業が一段落し、塗装工事を進めるために外壁面の高圧水洗いを行いますが、せっかく洗ったのに後からタイルを撤去すると周囲が汚れてしまうため、ひび割れて貼り替えが必要なタイルは先に撤去しておきます。

 

資材調達や作業数量の変更により、工程の順序が入れ替わることがあります。定例会議を開催して関連業者さんが一同に集まり、スムーズに工程調整を随時行うことが大切です。

 

Written by architecter

3月 29th, 2011 at 6:24 pm

大規模修繕の外壁調査が終わりました

件のコメント

IMG_4281

 

大規模修繕工事は外壁や上げ裏など外装面の現状調査が完了し、外壁調査報告書の提出を待ち現地で報告書と整合確認を行いました。

 

画像は現地調査の状況ですが、青色のテープは外壁タイルの浮きを示し、緑色のテープは外壁タイルのひび割れを示しています。その他、塗装面のひび割れやコンクリートの曝裂、浮きなど様々な症状についてテープやスプレーで表現してありますから、立ち会いで打診検査を行い再度確認します。

 

当初、設計段階で行った事前調査により想定した各補修の数量と、今回の調査で確定した補修数量を比較して工事数量と金額の増減精算を行います。増減による工事金額の精算を明確にするために、見積の段階で各補修項目毎に単価を明記するようにお願いしていますから、単価×数量で解りやすくなっています。

 

外壁調査の完了により各数量が確定し、ひび割れたタイルの補修を行うための枚数も確定します。予備と将来的な補修も含め、タイルを発注します。

外壁タイルは、同じものが入手出来ない場合オーダーで作成します。現場から数枚タイルを剥がし、サンプルとして試し焼きの試作品を作成し、現地で照合して関係者の承諾がでれば本焼きで発注します。本焼きでは1回に焼ける数量(1ロット)が約300㎡で、極端な例えでは300㎡作成しても10㎡作成しても金額はそれほど変わりません。材料代は変わるものの「焼く」作成費用としては同じと言うことです。必要以上に大量に作成しても保管に困りますし、300㎡と言えば45二丁タイルでは約6万枚と膨大な数量になります。

今回は5㎡を作成し、補修では1㎡分を使用する予定です。

Written by architecter

3月 22nd, 2011 at 7:20 pm

外壁タイルの試し焼き

件のコメント

IMG_4091

大規模修繕工事では、ひび割れた外壁タイルを貼り替えるために「新しいタイル」が必要になります。

壁面全体で単発1枚なら近似した色のタイルを貼っても、意識して見なければ目立つことはありませんが、ある程度枚数が集まっていたり、躯体からのひび割れに沿って何枚も繋がるような貼り替えの場合では、既存のタイルと同じものでなければ目立ってしまいます。

しかし、竣工から何年も経過すると新築工事中には入手出来たタイルも廃盤などで入手出来なくなるのは仕方のないことです。ですから大規模修繕では既存建物のタイルに合わせて新しいタイルを作成する必要があります。

 

そして、今日は貼り替えのための新しいタイルを試し焼きしたサンプルが届きました、早速建物の外壁タイルと比較してみると・・・これなら目立つことなく貼ることが出来ますね。

あとは外壁の調査報告書を待ち、タイルの必要枚数を確認して工事発注者様のご了解を得れば、必要数量+予備を本焼き発注します。

 

タイルの本焼きは約1ヶ月程掛かりますので、その間に補修や塗装工事を先行してタイルが届くのを待ちます。

 

Written by architecter

3月 16th, 2011 at 5:24 pm

仮設足場設置完了

件のコメント

 

IMG_3986

大規模修繕工事の仮設足場設置が約一週間ほど掛かって完了しました、職人さんは二十歳前後の若い方ばかりで、鳶の業種ならではです。

足場の設置には延べで約40人工ほど掛かっており、少ない人数でコツコツやるか、大人数で一気に仕上げるかによっても人工数は多少変わると思います。建築工事では人件費が一番高いと言われますから、仮設計画を作成・検討してロスのない計画的な工事をすることで、事前に人工数を想定する事ができ、更には安全な作業環境を得ることが出来ます。安全で奇麗な現場は仕上げも奇麗で仕事も速く出来るようになります。

 

引き続き、昨日から外壁の調査が始まっています。

外壁タイルの浮きやひび割れ、コンクリートの曝裂の状況など足場が設置されてから、初めて近づいて確認出来る部分でもありますので、事前の調査で想定した数量と比較してどうなるのか検証したいと思います。

 

Written by architecter

3月 15th, 2011 at 11:24 am

大規模修繕工事が始まりました

件のコメント

IMG_3573

名古屋市内で新しい大規模修繕工事が始まりました。

今日は作業準備のため、資材保管庫兼、仮設事務所の設置と建物に隣接する物置を移動し、月曜日からの仮設足場工事の着手に備えます。

 

今回の物件は築11〜12年ほど経過するマンションで、鉄筋コンクリート造、地上8階+塔屋、外壁の殆どは磁器質45二丁掛けタイルです。31の住戸と1の事務所で、計32戸のご入居になります。

外観は特に不具合もなく、事前調査では外壁タイルに目立ったひび割れや剥がれは見られませんが、手の届く範囲での事前調査では浮き音が多く、共用廊下部分の一部で白華現象があり、仮設足場を設置してからの全数調査の結果が待たれます。

 

今回のこの大規模修繕工事はCM分離発注方式で行われるところが従来の大規模修繕工事と大きく異なる部分です。

通常はゼネコンや建設会社のような元請け会社に一括して修繕工事の全てを発注しますが、分離発注では「仮設足場」「外壁調査」「外壁補修」「塗装改修」「防水改修」・・・といった実際に現場で作業してくれる各専門工事業者さんへ工事を分離して直接発注し、各社元請けとして現場に携わっていただきます。そしてこの工事全体を総括し、調整、監理することをコンストラクション・マネジメントと呼び、CM分離発注となる訳です。

 

各専門工事業者さんは元請けとして発注者であるお施主様のために仕事を行い、設計事務所が第三者の立場で監理検査を行うため、一括発注する場合に比べてコストも品質も明確になります。

工事の進捗に合わせてCM分離発注ならではの情報をお届け致します。

Written by architecter

3月 5th, 2011 at 4:38 pm